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洋楽好きによるCDレビュー・ライブレポ中心ブログ-Musique, C'est la vie.

【ライブレポ】Gorillaz@幕張メッセイベントホールー2018/6/21ー(ゴリラズジャパンツアー2018)

こんにちは、ぽむろぐです!

 

3日前になりますが、Gorillazのライブに行って参りました。

今回は初めてのゴリラズのライブだったのと、去年フジロックの評判が非常に良かったので期待値大の状態で参加してきました。

 

一言で感想を表すと、「音楽感変わった」でした。そう、それだけ最高のライブだったのです!

 

個人的に、ライブは今までバンド形式のライブしか参加したことがなかったので、前情報でフューチャリングアーティストがが参加するとアナウンスされてもピンと来なかったのですが、このことが自分の「音楽感変わった」という感想に結びつきました。。。

 

では早速今回のライブレポートと、最後にライブ情報を書かせていただきたいと思います!

 

ライブレポート

開演は19:30。スタッフがひっきりなしに「開演時間丁度に始まりますので、お早めにお席の方へ移動してください。」と言っていたが、洋楽のライブでジャストオンタイムでライブが始まった試しがないため完全無視していたが、案の定5分程度押しの始まり。

客層は今まで参加したライブで1番の外国人率で非常に驚いた。仕事帰りの社会人もちらほら見かけ、洋楽あるあるのバンTを着ていかにもライブ参戦!という感じの客層が少ない感じゴリラズにもあった。

私はアリーナスタンディング、Bブロックだったのであまり期待しないで19:30に会場入りした。サマソニ以外初めての幕張メッセで、イベントホールは完全に初参戦だったが、会場は思ったより小さく、(直近のライブがMUSEの横アリ、エドシ―ランの武道館だからかもしれないが)、周りに背の高い人がいなければ十分見れるかなという位置にいれた。(案の定外国人に囲まれ高身長ゾーンに入ってしまった。管理人も178センチあるのでなんとかしのげた。いつも視界の邪魔してごめんなさい。)

 

ライブ開始〜フューチャリングアーティストが熱い!〜

19:35頃、会場が暗転し音楽が掛かり始めライブが開演された。

会場のボルテージが上がり、デーモンが登場してからは大歓声が上がり、早速1曲目「Tranz」が始まった。これはゴリラズの翌日発売されるアルバム、「The Now Now」の中に収録されている曲で、結構観客も「???」というような反応が多かった気がする。ちょくちょくこのアルバムの曲を挟んできて観客は同じような反応を見せていたが、うまく名盤をいれて紛らわしていたのが印象的である。

2曲目からは「Last Living Souls」「Rhinestone Eyes」「Tommorow Comes Today」などの昔の曲を連続して演奏し、古株ファンの心を掴んだ。しかし正直ここまで上手い具合にボルテージを上げすぎてこないな、という印象だった。

この理由も直ぐに分かり、今回一緒に来日しているPos&Dave(De La Soul)フーチャリングの「Superfast Jellyfishからは本気を見せてきた。De la Soulのラップが始まると、今までの雰囲気が打って変わり、一気にラップの世界に巻き込まれてきた。観客も答えるように手を挙げ歌い、楽しく踊り始めボルテージも一気に上がった。

また個人的に1番感動したのはPeven Everettフューチャリング「Strobelite」。歌唱力が圧倒的で、音源と全く違う印象を見せてきたのだ。音源では、感じられない熱気とパッションと、なにより半端でない歌唱力に圧倒された。少なくとも音源ではわからない生ライブの生声生パフォーマンスによりとこれを手がけたデーモンの才能を直で感じることができた。

明らかに彼のおかげといってもいいくらい、このあとの会場は最高潮のボルテージに上がった。今回のフューチャリングアーティストの素晴らしさに本当に感動し、音源では感じることのできないライブの素晴らしさを学ぶことができた。

そしてなにより会場にいたほとんどのファンが驚き感動したのは、近頃演奏されていなっかった(という情報を後から知りました。)「Fell good Inc」の演奏だろう。全員が歌い、全員が間違えなく体を揺らし一体感を1番感じた曲だった。

新譜の「Souk eye」で一旦ボルテージが落ち着いたと思ったら、曲の終了とともにメンバーは履けてしまった。あまりのあっけなさに会場もどよめいていたが、直ぐにアンコールを呼びかける拍手がおこり、メンバーたちもすぐに戻ってきてアンコールが始まった。

これまた。アンコールが良かった。。。

今までのフューチャリングアーティストも全員出てきて、楽しく「Saturnz Barz」を演奏し、最後のフューチャリングMichelle Ndegwa「Kids With Guns」はまたもや歌唱力の高さに驚かされ、尚且つバックのアニメーションも非常に面白く、どこを見ていればいいのかわからないほどもりもりの演出だった。

締めは「Demon Days」で、非常に名残惜しくメンバーたちもお辞儀をしながら会場をさったのだ。

 

全体を通して、セットリストの構成が上手く、全く飽きないライブだった。また、個人的にコーラスがいたりフューチャリングアーティストが参加しているライブに参加するのも初めてで非常に新鮮な気持ちで聞くことができた。コーラス隊も良い演出をしており、私も思わずコーラス隊のリズムに合わせて体を揺らし、コーラスを入れてしまうほどの心地よさだった。オルタナティブのロックばっかり聞いている管理人にしてみると非常に音楽探索意識がくすぐられたライブでした。そういう意味で「音楽感変わった」という感想が出ました。最近の世界のヒップホップ・レゲエブームにも納得なライブでした。フューチャリングしてた人たちの曲も聴いてみます。

 

次の日には新アルバムのライブがゼップで行われることもあり、非常に次の日も参戦したい気持ちに駆られ、2日連続参戦する人が羨ましくてたまらなかった。

 

少々デーモンが座り気味だったのが心配だったが(笑)Blurブリットポップ出身の彼がここまで様々なジャンルの音楽を操れるなんで、本当にデーモンはいい意味で化物だなと染み染み思いました。まだ新譜は全部聴けてないので、これからライブの余韻を感じながら聞こうと思います!次の来日もぜひ行きたいです!

セットリスト

Tranz

Last Living Souls

Rhinestone Eyes
Tomorrow Comes Today
Every Planet We Reach Is Dead
Humility
Sleeping Powder
Superfast Jellyfish(with De La Soul)

Ident (''madam'')
On Melancholy Hill
El Mañana
Fire Flies(Live debut)

Strobelite(with Peven Everett)

Interlude: Elevator Going Up
Andromeda
Hollywood(with Jamie Principle)

Stylo(with Bootie Brown) (and Peven Everett)

Sorcererz
Dirty Harry(with Bootie Brown)

Feel Good Inc.(with De La Soul)

Souk Eye 

Encore:
Lake Zurich
Saturnz Barz
Kids With Guns
Clint Eastwood
Don't Get Lost in Heaven 

Demon Days

ライブ情報

ゴリラズジャパンツアー2018

日程:2018年6月21日(木)

会場:幕張メッセイベントホール

時間:開場18:00 開演19:30

料金:アリーナスタンディング(ブロック指定) ¥12000

   スタンド指定S席             ¥12000

   スタンド指定A席             ¥10000