【CDレポ】癒しの声とインディポップバンド、カナダ発Men I Trustのサードアルバム”Oncle Jazz”を聞いた!
2019年10月に日本で初単独が予定されている2020年2月に昨年10月にメンバーがパスポート紛失のため延期になった振替公演が予定されている、(そのせいで行けなくなった筆者。本当に悲しい。)今話題のカナダ発バンド、Men I Trust。来日公演のチケットは即完売し、追加公演が設定されるなど、今話題性を呼んでいるバンドである。
しかしまだ地名度は駆け出しでありそこまで高くない。とっても素敵な癒しバンドだからこそ、日本のみんなに聞いてもらいたい。そんな今後期待の癒しバンドが待望のサードアルバムをリリースした。”Oncle Jazz”。彼女たちの代表作になると期待できる大作であり、是非皆さんに聞いてもらいたい。
- Men I Trustとは?
- サードアルバム”Oncle Jazz”
Men I Trustとは?
まずそもそもMen I Trustとはなんぞという人向けに入門編をご紹介する。
彼女たちはカナダ発の3ピースバンドで、巷では”チルポップ”と言われている。個人的に”チル”という表現が好きではないため、自論で言うと”インディポップ”がちょうどいい表現だと思っている。なのでインディが好きな人にももってこいなバンドだとは断言できる。
Men I Trust - Lauren
「Lauren」のように、非常にローテンポな曲が多く、癒し代表バンドと感じている。特にヴォーカルの囁くような美しい歌声と、優しいドラム、そしてウッド調のベースがその癒しを演出しており、カフェで流れていたら確実に”おしゃれなお店”と認定されるだろう。
音楽に”癒し”や”落ち着き”を求めているインディファンには是非オススメのバンドである。類似バンドでは同じカナダの”Alvvays”などを上げても良いだろう。
※ちなみに私は癒しを求めこのバンドを聞いている。先日の2019年9月9日に関東へ上陸した超大型台風が自宅の上空を通過中、深夜にも関わらず雨風の轟音で寝れない夜を過ごしていましたが、Men I Trustを聞いて心を落ち着かせなんとか安眠することができた。感謝しかない。それくらいの癒しパワーを持っていると思う。
サードアルバム”Oncle Jazz”
1. Oncle Jazz 00:57
2. Norton Commander (album v) 03:26
3. Days Go By 03:17
4. Tailwhip (album v) 03:48
5. Found Me 03:31
6. Numb (album v) 03:39
7. Say Can You Hear (album v) 03:09
8. All Night 03:08
9. I Hope To Be Around (album v) 03:26
10. Dorian 02:51
11. Pines 03:42
12. Slap Pie 02:19
13. Fiero GT 00:51
14. Seven (album v) 03:45
15. Show Me How (album v) 03:35
16. Alright 02:37
17. You Deserve This (album v) 03:05
18. Pierre 03:26
19. Air 03:14
20. Porcelain 03:32
21. Poodle Of Mud 01:19
22. Something In Water 03:18
23. Tailwhip Revisited 04:00
24. Poplar Tree 01:14
全24曲と普通のアルバムに比べるととてもてんこ盛りな内容になっている。そして、アルバムのタイトルをうまく表現し、Jazz調をベースにしている楽曲が非常に多く感じられる。特に1曲目のアルバムタイトルと同じ”Oncle Jazz”は、このアルバムの始まりを感じさせる曲調で、まさに”ジャズのいとこ”のようにJazzを匂わせるゆったり感を表現しているように思える。
そして始まる”Norton Commander”はアルバムヴァージョンとなっており、1番最近出した大好きな曲なため、この位置に持ってくるセンスが堪らなく感じたが、アルバムの雰囲気を理解させるのに非常に有効な曲順だなと感じた。
Men I Trust - Norton Commander (All We Need)
そこから後半はこれまでセカンドアルバム後にリリースしているシングル”Numb”、”Tailwhip”、”Say Can You Hear”、”I Hope to Be Around”も含め、ゆったりとした曲調をベースに癒しの選曲となり、これまでのアルバムのように誰かとコラボレーションをすることなく全てが彼女の歌声になっている構成となっている。
Men I Trust - Numb (Official Audio)
いかがでしょうか。Men I Trustの癒しに浸ることはできましたか?今回のサードアルバム、”Oracle Jazz”は間違いなく今晩バンドのリードアルバムとなるべく作品だと思う。そんな歴史に残る作品を、ぜひ聞いてみてほしい。ついでにもし時間が許すのであれば2月の来日公演も筆者の代わりにぜひ行ってほしい。(心底うらやましい。フジロック期待。)
では、また。
Au Revoir!
【ライブレポ】【サマソニ2019】神セトリ!期待を裏切らないレジェンドUSバンド~WEEZER~
Weezer Live Full Concert 2019 ※サマソニの映像ではないです。
新人ラッシュも終わり、”楽しい”が保証されるバンド達が待ち受けているサマソニ東京の初日、8月16日。これまでも十分すぎるくらい新人アーティス達に感動を与えてもらったが、これを超えてくることを自然と期待してしまうWEEZER。アリーナはまだトリの2つ前にも拘らず満員だ。
そしてついに1曲目がかかると歓喜の歓声が沸いた。なんと1曲目から”Buddy Holly”だったのだ。Blue Albumが大好きな自分的にものすごくうれしい始まり方で、今回も「さすが」の一言に尽きた。そして続いて”My Name Is Jonas”とWEEZERのキラーチェンを流し、会場のボルテージも最大級に盛り上がっていた。
私は勝手にWEEZERは日本のサンボマスター的存在だと思っている。バンドマンはイケメンが多く、イケイケな兄ちゃんがゴリゴリのロックを奏でていることがイメージについていると思うが、彼らは楽器を持たないと普通のおじさん達なのだ。多分、普通に道で歩いていても気づかないくらいに、一般人と同じくらいの親しみやすさがある。そんなおじさんに「音楽」という才能を授けられたのが、彼らWEEZERなのだと思う。
そして今回面白かったのは、とにかく日本語MCが面白いってことだ。「ちょっとジメジメですね……ハジメジメまして!」とあまりに流暢にオヤジギャグをいうものだから、こんなかっこいい邦楽バンドいたっけ?と錯覚も起きてしまうほどだった。
そして今回はカバー曲も2曲披露された。サマソニ会場でいたるところに貼られていた「a-ha来日!」を見たからセトリに組み込んだのかな?と思ったくらいドンピシャの”Take On Me”。完全にWEEZERらしくアレンジされ、彼らの曲だと思ってしまうくらいに馴染んだサイコーの1曲だった。最後の締めはお決まりの”Say It AIn't so”。私は本当にこの曲が大好きだ。自分の中で夕暮れどきの曲というイメージがあったが、ついに今回そのシチュエーションがかなったのだ。そろそろ夜を感じさせる黄金色の空に、あのエモエモキラーチェーン。観客の大合唱とWEEZERの力強い演奏。感動のあまり涙しながら、彼ら4人が「やりきった」と言わんばかりの全員で手をつなぎお辞儀をする姿を見届けた。ただ私が言えることは「サイコーのセトリ、ライブをありがとう。また日本に来てね。」ここまで楽しいライブを必ず保証してくれるバンドも中々ない。是非また上手な日本語を使って来日をして頂たい次第である。
サマソニ東京2019”WEEZER”@ZOZOマリンスタジオ ”神”セットリスト
Buddy Holly
My Name Is Jonas
Perfect Situation
Surf Wax America
Africa(TOTO のカバー)
Hash Pipe
Undone
Take On Me(a-ha のカバー)
Island in the Sun
Beverly Hills
Pork and Beans
Say It Ain’t So
ぽむろぐ
【ライブレポ】【サマソニ2019】オーストラリアのサイケゴリゴリロック、そして全員ロン毛の5人組~Psychedelic Porn Crumpets~
Psychedelic Porn Crumpets - Full Live - La Bulle Café- 28/05/2019 ※サマソニの映像ではありません
灼熱で盛り上がる真昼間の会場に突如現れたロン毛5人組。あまりに季節ハズレな髪型に驚きつつ、彼らの国は今は冬なことを思い出す。それにしてもみんな同じ髪型って珍しくない?と様々なツッコミを入れつつ、突然爆音が鳴りだした。”か、かっこいい・・・”そう思いながら自然と頭が縦に揺れていたのだ。そう、彼らは縦ノリバンド、かなり激しいグリンジ?ハード?なんなんだろこのジャンル・・・と明らかに1つのジャンルにはくくれない新しいサウンドを鳴らしていた。周りの観客も驚いたのだろうか、最初は”!?!?”という反応だったが、イントロが終わる頃にはみんなが頭を振り、身体を揺らして彼らの迫力に吸い込まれていっていた。
なんだろうか、Foo Fightersを匂わせつつ、Tame ImpalaやPondといったサイケも感じられる。その交わりそうにない3種類のバンドを混ぜたら彼らが生まれたと言ってもいいのかもしれない。全く想像できなかった融合だった。そして、ここまで握りこぶしを上げながら心地よくいられる感覚も初めてだった。
そしてなによりも迫力である。ここまで爆音で音に圧倒されたのも久々だった。特に1番ロン毛・ギターボーカルの声量、圧倒的だった。一見大人しめな見た目だったが(というか髪の毛で全然顔が見えない)、ギターとマイクを持っているとライオンのような迫力だった。そして3本ギターの綺麗な和音、重く支えるベースとドラムのハーモニー。どれをとっても重量感が普通のバンドよりも大きかった。技術も申し分なく、全く何事も気にせず気ままに音楽を楽しめた。
更にはセトリが最高だった。結構激しい曲としっぽりめの曲が混ざっているバンドだったので、クールダウンもしてくるのかと思ったが、全く気を休ませるきもせず全てが激しくエモーショナルなキラーチェーンだった。ずっと頭を振って、彼らの独特の不協和音に浸り、ジェットコースターに乗っているかのようにあっという間に終わってしまった。
物足りない、単独で見たい、と即座に思い、初来日の衝撃を残してくれた彼らに感謝し、彼らを見なかった人はある歴史の1ページを見逃したんだぞ?とでも言えるくらいの圧倒的パフォーマンスだった。そして間違えなくサマソニ1日目のベストアクトであり、私の心に衝撃と感動が刻まれたのであった。
ぽむろぐ
【ライブレポ】【サマソニ2019】待ちに待った来日、UKで1番ホットなシンガーソングライター・Sam Fender(サム・フェンダー)
Sam Fender - Live at TRNSMT 2019 ※サマソニでの映像ではありません。
UKで話題になっている彼は、本当ならば2019年1月に初単独来日ライブを開催する予定だった。”来日キャンセル”という情報を聞いた時の落胆と言ったら本当に悲しく、年明け後の楽しみが消え脱力していたが、サマソニ第一弾ラインナップで彼の名前を見つけたときは思わず叫んでしまった。そんな待ちに待った来日公演に心踊らせながらソニックステージで彼を待った。思ったよりも観客が多く、話題性を感じられる。
ステージが暗転するやいなや、響き渡るバンドサウンド。UKロックナンバーをかき鳴らす彼に、私の体も自然と揺れた。今日8月16日はUKロックバンドが多く、UKファンの私からするととても幸せなラインナップなのだが、彼が1番UKらしさを表現しているアーティストに思える。レスポールを担ぎながら歌い上げる彼の声はとても美しく、高らかに凛々しく歌う姿に久々に恋した気分になった。
曲が終わると、イギリス訛りが結構強い発音で、先程までの凛々しい彼とは違い、無邪気な男子が初来日の喜びを語っていた。この日のソニックステージはかなり湿度が高く、じっとしているだけでも汗がにじみ出る暑さだったせいか、彼は曲間に何度も”sweaty,realy sweaty"とタオルでギターを吹きながら少年のような笑顔で話していた。
また、バンドとの仲もよく見えた。演奏中も自分が歌っているだけではなく、周りのメンバーともアイコンタクトを取りながらバンド全体が楽しそうに演奏していた。こんなにも”楽しい”が伝わるライブも久々に見たかもしれない。そして、これも新人だからこそ見られる姿かもしれないなとこの時期に見られた幸福を感じながら見届けてた。
終始カッコよさと少年の側面を見せてくれた彼に、これまで以上に恋してしまった感覚だった。次は一体いつ見れるのだろうか、と次回の来日を心待ちにしながら帰宅後もう一度彼の演奏を復習してしまうほどに惚れてしまったのだ。
ぽむろぐ
【ライブレポ】【サマソニ2019】新しいヘアースタイルの堂々なマシュー率いる3ピースバンド・Two Door CInema CLub
Two Door Cinema Club - Talk (Radio 1's Big Weekend 2019) ※サマソニの映像ではありませんが、衣装は全く同じです。
見たかったThe 1975を途中で離脱しソニックステージに急いだサマソニ1日目。裏にthe1975、続いてFall Out Boyと大物が続いているが、ソニックステージにはまあまあな人で賑わっていた。最近新譜を出し、本来のTwo Door Cinema Clubに戻りつつあるこのバンドの久々のライブに、心躍らしていた。しかし、10分経っても始まらない。「こんなに押すならもっとthe 1975見れたじゃん!!!」と文句を垂れつつ、15分後に彼らが現れた。なんと今回は3ピース体型ではなく、サポートメンバーもつれ5人、そしてマシューが頭を丸めてスキンヘッドになっているじゃないか!!!でももみあげそのままかい!!!とツッコミどころ満載なまま、1曲目「Talk」で先程まで15分押し文句を垂れていたことも吹き飛ぶくらい、「やってくれたな・・・」という喜びを感じるのであった。
私はマシューのポーカフェイスが大好きだ。本当に全く表情を変えず、無表情であの軽やかな音楽を奏でるのだもの、不思議で堪らない。今回は1人スーツ姿で現れ、サポートメンバーがいるからかギターは持たず、堂々たるドヤ顔を披露してくれた。そう、今回の彼は”無表情”に続き、”ドヤ顔”も披露してくれたのだ。あまりに堂々と歌っているので、見ているこっちも気持ちよくそれに答えるよう身体を揺らす。そしてなんといってもセットリストの良さ。1曲目が新曲だったせいで新曲祭りになるのかと予想していたが、そんなことなく、古株のファンもうならせるくらい1st,2ndの曲が多く披露された。また、演出もいつもよりこだわっているように見えた。バックスクリーンに映されている映像が非常に意味深だったこと、そして機材が全て赤に統一されていたこと、サポートメンバーがいた事。これまでのツードアのパワーアップバージョンを見せてくれていた感覚だった。あのマシューのドヤ顔が、”まだまだ俺たちはこれからだぞ”と言っているようにも見えた。あっという間に時間が過ぎ、今回も楽しいUK音楽に浸らせてくれる時間を過ごさせてくれたツードアのライブは、何度でもみたいという気持ちにさせてくれるのだ。
ぽむろぐ
【ライブレポ】【フジロック2019】見た目は少女・歌えば魅惑の女性、アフリカ出身Alice Phoebe Lou
Alice Phoebe Lou live at Primavera Sound 2019 ※フジロックの映像ではありません
2019年7月27日(土)、今年のフジロックで1番雨が降り、Green Stageでは初来日のSIAが熱演をしているというある意味最悪の状況下で、Gypsy Avalonに現れた金髪の”少女”。年齢は知っていたが、あまりに表情、仕草が可愛らしく、ステージが始まるまではあの歌声が想像できなかった。初来日、初フジロックでこの状況は本当に気の毒だと思いながら、私のフジロック二日目の大本命は見事に想像を遥かに超えるステージを見せてくれた。
曲が始まるやいなや、さっきまで目の前にいた”少女”は消え、”魅惑の女性”が大きめに見えるギターを背負い見事な歌声を響かせていた。表情が全く違うのだ。滝のような雨が降っていることを忘れさせてくれるくらい、彼女の演奏する音楽が、豪雨の中のライブという過酷な現実を華やかなものに変えてくれた。本当に不思議だった。彼女のライブは普通の感動ではなく、”異空間”に誘ってくれる感覚だった。個人的に好きな曲「Galaxy」の時は、本当に宇宙にいるかのような、無重力を感じられる、会場の広さを忘れさせてくれる、不思議な美しさを放っていた。彼女の歌声、そして小さな身体を自由自在に揺らし全力で音を伝えている姿、バックバンドの男性陣が彼女を支える姿、雨を忘れる観客。そんな素晴らしい空間がフジロックの小さなステージで繰り広がれていた。
さっきまであまりに止まらない雨に愕然としていたのに、そんなこと忘れてしまったくらいに彼女の奏でる音楽に惹きつけられてしまい、あっという間の50分間だった。演奏が終わるたびに”少女”に戻る彼女、「アメヤバイネー」とカタコトな可愛らしい日本語を発する彼女、そして再び”魅惑な女性”に戻る彼女。本物のアーティストとは彼女のような自然体な姿を見せてくれるアーティストの事を言うのかもしれないと、新しい感覚を覚えさせてくれた。次は是非、Filed Of Heavenで、雨のない夕暮れどきに彼女の世界に浸りたいと、日本へのカムバックを願うばかりである。
ぽむろぐ
【ライブレポ】【サマソニ2019】オーストラリアの天才マルチプレイヤー・Tash Sultana(タッシュ・サルタナ)
Tash Sultana: Tiny Desk Concert ※サマソニの動画ではありません
2019年8月17日(金)@幕張メッセ、炎天下の中、ソニックステージに1人小柄な女性が現れた。そう、たった1人で。最初はリハでも始まったのかと思ったが、本番のステージを1人で演奏するようだ。マルチプレイヤーの演奏は初めてでは無かった為、初めの印象は「マルチプレイヤーはすごいよな~」程度だったが、そんなものではなかった。演奏が始まると、彼女の圧倒的な演奏に呆然としてしまったのである。”開いた口がふさがらない”とは、こんな状況の事を言うのだろう。1人でステージに立ち、ギターの音を重ねていく技法、これは世界的トップスター、エド・シーランのライブで見たことがある。しかし、彼女の場合、ギターでけでなく、パーカッションから歌、トランペットまでやりこなしてしまうのである。”ライブ”とは、これまで”生演奏”の事を言っていると認識していたが、彼女のパフォーマンスは”ライブ=音を生み出している瞬間”というのではないかとも思った。圧倒されたまま、彼女のリード曲”Notion”が始まり、一層会場が喜びのどよめきが響いた。あまりに幻想的な空間に、”音楽という芸術”を感じ、映画を見て感動しているような感覚で思わず涙してしまった。そして浸る間もなく新しい曲が生まれ(演奏され)、ジミヘンにも賞賛されたギターソロでまたしても拍手しかできない程ど肝を抜かれた。”天才”の言葉が脳裏に浮かんだのは言うまでもない。どの演奏をとってもハイレベルな彼女だが、ギターは上手いという言葉で済ませられない。”天才”なのだ。フェスという短時間セットを恨んだのはこの日が初めてだったかも知れない。純粋に”もっと彼女の音の世界を堪能したい”、そう病みつきになった空間だった。大阪は悪天候の為出演キャンセルになってしまったようなので、是非今度は単独で、長時間に渡り彼女の音を感じたい。ここまで圧倒されたライブは、私の音楽ヲタク人生で初めてであり、一瞬にして人生ベストアクトを塗り替えられた時間だった。
ぽむろぐ
【番外編】FUJI ROCK FESTIVAL 2019 の3日間総合レポート!~バス待ち、滝行、平穏と普通じゃないのがフジロック~
こんにちは、ぽむろぐです。
2019/7/26,27,28@苗場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL2019」に今年も行ってきました!今回で3回目のまだまだ新人なのですが、今年は初めて友人が最速先行のチケットを見事獲得してくれたので、3日間行けました!
まだフジロックに行ったことがない人も、行ったことある人のあるあるとしても、まずはどんな3日間だったのかレポートしたいと思います!
- 2019年のラインナップ
- 3日間総合的な印象
- Day1(2019/7/26)
- Day2(2019/7/27)
- Day3(2019/7/28)
- 考えておいて良かったこと
- 考えておけば良かったこと
- まとめ
1,2019年のラインナップ
今年のラインナップは、割と毎年フジロックに行っている人も”今年は行くの断念しようかな・・・” ってくらい、ニッチなアーティストが多かったイメージです。私も、最初から元々知っていたアーティストは例年より少なく、8割くらいのアーティストが要予習or未予習で聞いたアーティストでした。
でも、そんな状況でもこれまで3年間行った中で1番楽しくて、音楽的にも非常に良いライブを見ることができました。先に言っておきますが、どのアーティストも本当にいいライブをやってくれたので、ベストアクトが決められませんでした(笑)
そんな中で私が見たアーティストは下記になりますので、参考程度にご覧下さい。
Day1(2019/7/26)
※Ret Hot Chili Pippers
※Shame
※Sabrina Cloud
KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD
GRAY CLARK JR.
Jannele Monei
TORO Y MOI
TYCHO
THOM YORKE TOMMOROW'S MORDEN BOX
Day1(2019/7/27)
Jay Som
Unknown Mortal Orchestra
Courtney Barnett
ALVVAYS
MARTIN GARRIX
George Porter Jr & Friends
AmericanFootBall
Alice Phoebe Lou
SIA
※Sunnyside
Day1(2019/7/28)
Stella Donnelly
HIATUS KAIYOTE
VAUDOU GAME
CHON
Jason Marz
NONE THE
khruangbin
James Blake
The commet is coming
総勢29組(※は除く)
※のついているアーティストは観る予定でしたが、天災・バス遅延による不可抗力で見れなかったアーティストです・・・本当に悔やんでいます・・・。
2.3日間総合的な印象
3日間の総合的な印象、要は今年のフジロックどうだったの?という感想ですが、一言で言うと「もう雨フェス認定しちゃっていいんじゃない?」でした(笑)何時間雨降っていたのかはわかりませんが、総合で1.8日間は雨が降ったんじゃないですかね。3日目だけ20分間程度しか雨は振りませんでしたが、1日目はそれなりの雨が数回、2日目は滝行レベルの雨が半日続きましたからね・・・
しかも今年の2日目の雨はかなりの降水量だったようで、Wihte Stageのトリ、Death Cab For Cutieの出番が15分早まり、Wite StageからGreen Stageへ向かう迂回路が川の勢いが増した影響で壊れ一次封鎖され、Green Stage近くのブースに雨水が溜まりすぎて池ができ、終いには夜中苗場前を通る国道が交通規制で閉鎖されましたからね。
去年の台風も私は経験しており、テントを無駄にした一人でした。去年は風がすごかったので体感的には去年の方が強烈でしたが、今年は尋常じゃない雨量だったみたいですね。
来年は8月開催になりますし、いつもサマソニが開催される時期になりますので相当運が悪くなければ雨はそこまで降らないと願っています・・・。
雨が降っても楽しいことにはかわりないのですが、余計な心配をしながら見なくてはいけないので、気持ち的にどうしても雨が降らなかった3日目が良いイメージになってしまいました。雨よ降らないでくれとは言いませんので、来年は災害レベルの雨は避けたいものです。。。
では、今度は3日間それぞれどんな1日だったのかレポートします!
3.Day1(2019/7/26)
感想:ちょうどいい1日だった。でもバス待ちでトータル3時間。流石に堪えた・・・
天候は曇り後雨(深夜はずっと雨降っていたようです)、天気予報で台風直撃が心配されてた割にはそこまで大雨も降らず、降ったり止んだりでしたのでそこまで不快指数は高くありませんでした。例年通りのフジロックだな、という感じです。
私は前夜祭は参加せずに初日から苗場入りだったので、いつものようにバス待ちは40分程度を見込んで向かいました。Shameが見たかったので、11時に越後湯沢駅に着けば余裕で着くだろうと見込んでいました。しかし、この考えが甘かった・・・
見てください、駅構内までバス待ちの列がありました。これまでこんなことなかったので本当にびっくりしました。駅構内を出るまで約30分、やっとゴールが見えてきたか!?と思ったのが甘かった。そこからまたロータリーをぐるりと1周する列がすごい勢いで連なっていました。。。
これ一体何時間かかるの?と思って時間を測ったところ、2時間10分でした。ディズニーのアトラクションかって。もはや新幹線に乗ってる時間よりバス待ちの方が長かかったですね。去年まではバスが待っている状況でバンバンバスが来たのですが、今年はバスがこない来ない・・・。おまけに越後湯沢駅から40分もかかるのにも関わらず、立つ可能性がある路線バスも例年より多く感じました。
このせいで見たかったShameはもちろん、15時からのKING GIZARDも危うくなるレベルで苗場への到着が遅くなりました・・・。
苗場到着までかなりの時間を費やし既にグロッキーな私でしたが、その後のライブはどれも素晴らしくとっても楽しい時間を過ごせました。ケミカル・ブラザーはが人生で1番楽しかったと公言してもいいくらい楽しく、夜ご飯で食べた丸々1個トマトを載せたカレーがとっても美味しかったです。
4.Day2(2019/7/27)
感想:滝行、でもライブはナンバーワンの日だった。
とにかく雨。雨の印象しかないです。(笑)さすがに雨量が凄すぎて、雨具として着ていたコロンビアのレインウエアでも中まで染み込んでビショビショの状態で1日過ごしていました。ネット情報によると、最強雨具と言われているゴアテックスも戦闘不能になるレベルの雨だったようです。
また、バスも待ちましたね。1日目ほどではなかったのですが、1時間30分は待ちました。1日目の教訓を覚えて早めに出たので、見たかったJay Somには間に合いましたが、会場に着く前に疲れてしまいますよね。来年は改善される事を願っています。
そして到着後雨が凄すぎてまともなご飯も楽しめず、ただただ音楽を聞いて踊り狂っていたのですが(これがいいのですよね(笑))、ベストアクト続出で本当に良かったですよね。
特にAlice Phoebe LouとSIA。彼女たちの時間が1番雨が強く、本当に彼女たちには気の毒でしかないくらい観客も少なかったのですが、いいライブをしてくれました。雨だってことを逆手にとって、力強いライブを見せてくれました。雨がなかったらこの最高なライブはどれだけ良いものになっていたのだろうか・・・と思うほどでした。
でもほんと、生き延びれてよかった、と思ったのが2日目です。(笑)もうこのレベルの雨は勘弁です。
5.Day3(2019/7/28)
感想:200%楽しめた、最高のフェス日和
ほんっとに楽しかった!!!と笑顔で裏もなく言えたのは間違えなく3日目でした。雨も20分程度しか降らず、曇り時々晴れと暑すぎず日が差している最高のフェス日和でした。
これまで雨の心配をしてそこまで食べたいご飯も思いっきり食べれなかったのですが、何食食べたんだろうというくらいずっと食べてましたね(笑)特に苗場食堂のとろろご飯はとっても美味しかった・・・。絶対来年も食べたい・・。
そしてこの日は個人的に初めて観るアーティストが多く、とっても刺激的な1日になりました。音源知らなくてもここまで楽しめるんだと、音楽を心から愛している事を思い出させてくれて、フジロックって初見でも楽しいと感じさせてくれる実力派アーティストを呼んでくれるフェスだって改めて思いました。
特に、khruangbin、Vaudou Gameは本当に良かった。ステージがFiled of Heavenというのもいい味付けだったのかもしれません。″観客を魅せる″というライブ演出を、彼ら2バンドは見せてくれて、曲を知り尽くしていなくても楽しくなおかつ感動を覚えさせてくれた、素晴らしいライブを魅せてくれました。
6.考えておいて良かったこと
会場も広く、歩く時間もなかなかあるフジロック。そして雨も降る野外フェスです。計画的に行くことが、思いっきりフェスを楽しむ秘訣と言っても過言ではありません。
そんな中で私が考えておいて良かったことを紹介します。
・自分タイムテーブル
⇒当然ですが、みたいアーティスを網羅するためには必須です。友達とも共有しておくと良いです。
・はぐれた時の集合場所を決めておく
⇒あまりに雨がひどかったので、携帯を触れない時間が多かったのです。なので、友達と「SIA終わったらゴミ箱の右側いるね!」などと待ち合わせる場所を決めたことで、携帯を使わなくてもはぐれることなく遭遇できました。
・レインウェアは上下分かれている完全防水なものを
⇒流石に今年レベルの雨は完全防備しておいてよかったです。下のズボン部分は中が全く濡れずに過ごせました!(上は完全アウトでしたが(笑))
・とっても軽い椅子
⇒だれも邪魔しなければ、自分も持ち運び楽です。椅子たたまずに逆さにして運ぶ人が多すぎてうんざりしました。
・ICカードしか使っていないこと(※越後湯沢駅からのバス代のみ現金でしたので、現金も持って行きました)
⇒雨がすごいので、お札出すことすらきつく、IC決済はとっても楽ちんでした。でも、IC決済ができない時間や停電が起きたときは使えなくなるので、現金は必ず持っていきましょう。
・防水のカバンに、さらに中のものは全てパッキンに入れたこと
⇒ふとした瞬間でカバンの中にまで水が入ることがあります。今回は持ち物は全く濡れずに済むことができました!
・タオル
⇒雨降ると帰りのバスでの必需品になります
・スキーハウスに泊まったこと
⇒これは本当に良かった。ずぶ濡れで帰ってきても、泊まった宿がスキーハウスだったので乾燥室を備えてありました。ご主人のご好意で濡れたモノ全てを乾かしていただけて、次の日全く不快な思いをせずに会場へ迎えました。ただし、スキーハウス全てが乾燥室を使わせてくれるというわけではないみたいなので、そこは要注意です。
7.考えておけば良かったこと
逆に考慮漏れはあったのか?
3回目なので流石に大丈夫だろうと思ったのも束の間、今回も学ぶことがたくさんありました。。。
・バス待ちは2時間見ること
⇒圧倒的に舐めてました。ここまで待つ気持ちで来年から挑みます。
・3日間なら越後湯沢宿泊はキツイ
⇒毎日バスのために何時間も無駄にすること、そして深夜1時にはバスが終わってしまうので深夜のアーティストは見れないことなど、3日間行くならフジを堪能したい!という私にはなかなきつい現実でした。来年からは頑張って徒歩圏内泊まります!
でも、このくらいですかね。準備しておけば大体のことは大丈夫です!
8.まとめ
どんなに雨が降っても、バスで見逃しても、やっぱり楽しいのがフジロック。なんだろうこの魅力はと毎年考えますが、あの場所・観客・アーティスト全てが笑顔でいる空間がハッピーに満ち溢れているからこそ自分も楽しく入れるのでしょう。
参加者全員が最低限のルールを守って過ごしているからこそ、状況が悪くとも楽しいと思える素晴しいフェスです。場所も遠い、アーティストもニッチという点からあまり周りには進んでフジロックに行こうという人がいないのですが、”音楽が好き!”という気持ちが強い方なら、絶対に楽しく何年も行きたくなるフェスだと断言できます。
毎年開催してくれて本当に感謝です。生きがいです。来年も絶対に行く!!!と毎年思わせてくれるフジロックが本当に大好きです!!!!
では、また。
Au Revoir
【CDレビュー】Two door cinema club 4thアルバム「False Alram」を聞いた!
こんにちは、ぽむろぐです。
これまでちょっとしたライブレポートと自分の推しバンドの紹介しかしてこなかったので、今回は真面目にCDレポートをしてみます。できるか不安ですしTDCCも私の推しバンドですが(笑)
今回紹介するのは北アイルランド出身のオルタナティブポップ3ピースバンド「Two Door Cinema Club」です。彼らは世界的に人気があり、日本でも比較的知名度は高いバンドだと思ってます。つい最近の来日では2017年に新木場Studio Coastで単独ライブを行ってましたね。私も参加しました。それ以来2年ぶりの来日でサマソニに出演するということで、今回のアルバムがどんなものか書いてみました!
1.これまでのTDCCの傾向
2.「False Alram」とはどんなものだったのか
3.推し曲~この曲はオススメ!~
1.これまでのTDCCの傾向
TWO DOOR CINEMA CLUB | WHAT YOU KNOW
過去作を知っている方はお分かりだと思いますが、1st,2ndと大ヒットを生み出し彼らの代名詞と言われる「What you know」を筆頭にポップさを強調し爽快感溢れる思わずダンスしたくなっちゃうような音から一変、3rdは全くこれまでとテイストが違うアルバムに生まれ変わってました。
正直私は1stと2ndのTDCCが好きだったので、3rdを聞いたときは「あれー、彼らの良さどこいっちゃったの・・・はやりに流されているんじゃ・・・」という気持ちに掻き立てられるくらい、賛否両論あると思いますが、過去の曲とは違い、爽快感とポップさがなくなった印象でした。大人満載という感じ。例はこの「Are You Ready?」。どうでしょう?
Two Door Cinema Club - Are We Ready? (Wreck) [Official Video]
そこで4thはどうなるのだろう!?と心待ちにしていて、ついにリリースされたのです。
私の印象を一言に表すと”カムバック大好きなポップサウンド、そして融合がうまいなあ!!!”でした。要は最高ですね。文句全くありません。過去作を思い出すような彼ららしさを表現した曲があり、その反面3rdの方向転換を思い出させるような新しい大人な雰囲気あふれる新生TDCCサウンドの融合も感じられました。これまでのアルバムの傾向と比べてみると良い方向に転んだんじゃないでしょうか?
では、その私が大絶賛する「False Alarm」、一体どんなものになっているのでしょうか!?
2.「False Alram」とはどんなものだったのか
|
01 Once
02 Talk
03 Satisfaction Guaranteed
04 So Many people
05 Think
06 Nice To See You
07 Break
08 Dirty Air
09 Satellite
10 Already Gone
全10曲の全40分と、そこまで長い曲は作らない彼ららしいアルバムスケールですね。
まずはリード曲「Talk」聞いてもらいましょうか。これは1st,2ndを思い出すようなポップ感溢れた曲になります。またまたPVが面白いですね(笑)ボーカルのマシューはどんだけポーカフェイスが得意なのでしょうか・・・(笑)
Two Door Cinema Club - Talk (Official Video)
そして今回私がとってもいいなて思った現代との融合されている曲、「Think」です。現代との融合というよりは3rd+1stと言ったほうがいいかもしれないですね。私的にはこれまで使ってこなかったマイクの使い方だったり、どこか地下のクラブで流れてそうな80年代を融合させた曲という印象があり、今80年代が流行ってる傾向にあるので現代との融合と言ってみました。ここまでゆったりして大人な雰囲気を醸し出している曲はほかにないんでは?という感想を率直に持ちました。
Two Door Cinema Club - Think
この2曲を聞いただけでわかったと思いますが、これだけこのアルバムは彼らの歴史を融合させた合作なんです。3rdで私と同じようにあれ?と思ってしまった方もぜひこの新作は聞いてもらいたい。彼らはちゃんとファンの心がわかっているんだと皆さんに言いたいですね。
3.推し曲〜この曲はオススメ!〜
そんな中で私の推し曲はというと、絞れませんでした・・・。
まず1曲目、「Already Gone」です。個人的にサディスティックな曲が好きなので、その要素を大いに盛り込んでいて"おー彼らもこの曲調取り入れ始めたかあ!!!"と嬉しかった曲です。よくよく聞いてみるとありそうでなかったタイプの曲ですよね。マシューの歌声とよく似合ってます。とても好き。ただ、終わり方が突然ブチっと切れるようになっていて、なんだか腑に落ちませんでした。これも演出なのだろうか・・・
Two Door Cinema Club - Already Gone
そして2曲目「Dirty Air」。これはまさにTDCCらしい爽快感とおもしろいPVに歓喜が湧きましたね。おかえり!!!って言いたくなった曲もこれでした。でもちょっとこれまでにないいろんな楽器を組み合わせて、重めな音を主役にしている間奏があって、新生Two Door Cinema Clubだなと実感を覚えましたね。
Two Door Cinema Club - Dirty Air (Official Video)
いかがでしょうか?
彼らの生まれ変わりアルバムと言っても過言でない「False Alarm」。離れてしまった人も、これから彼らを聴く人も、まずはこのアルバムを聞いてみてください。そして過去作を遡れば、今日私が言っていた融合という意味もわかると思います。
ライブはどんな感じなんでしょう。新曲ゴリ推しで行くのか、過去作を引っさげてベストセトリ狙ってくるのか・・・フェスとワンマン2つあるので、2パターンだと私は思ってますけどね!ちなみに私はサマーソニックに参戦予定なので、その模様は後日お伝えしよう思っています。
では今回はこのへんで。
Au Revoir!
【アーティスト紹介】テームインパラの兄弟的存在・Pond(ポンド)
こんにちは、ぽむろぐです。
1.Pondって何者?Tame Impalaとの関係性は?
2.サイケデリック+ポップ+インディ=ユニーク
3.おすすめのアルバムは「The Weather」
1.Pondって何者?Tame Impalaとの関係性は?
2.サイケデリック+ポップ+インディ=ユニーク
POND - Full Performance [Soundboard Station] Live @ Elsewhere Hall Brooklyn NY
(Official Video)
Pondのユニークなところは、バックサウンドがゆったりしているのに、結構ボーカルが思いっきり歌っているんですよね。基本なサウンドはサイケデリック、たまにポップな音も聞こえてきたり、そしてギターはインディサウンドが多いと思ってます。
Pond - Paint Me Silver (Official Video)
まずはリード曲「Paint Me Silver」。この曲は比較的Tame Impalaと似ていると言ってもいいかもしれないですね。ただ、このPVの世界観、ボーカルのニックのようにお茶目に感じませんか?(笑)弟っぽいなーって、うまく言葉で表現できませんが全体的にどの曲でも感じます。これもバックサウンドのギターの使い方だとか、ボーカルの歌い方だとか、いろんな要素に可愛らしさが散らばっているからかもしれません。
この曲、さっきまでちょっと弟っぽいですよね、と言っていたのですがめちゃめちゃ大人じゃないですか!?(笑)いきなりセクシーなお姉さんから始まりますしね。突然曲調だったり歌い方がゆったりそして大人な落ち着いた曲に変わるんですよね~。これも彼らの魅力で聞いてて飽きないところです。特にこの曲はギターがいいですよね~。なんでしょう、最初はギターじゃなくシンセなのかと思ったのですが、ボーカルと同じくらい重要な役回りをしていてまるで一緒に歌っているみたいですよね。綺麗な曲だなーとぼーっと聞いてられます。。。
本当はもっと紹介したい気持ちで一杯なのですが、もしこれも見てはまってくれたのであればもっと漁ってみてください!冒頭に述べたようにアルバムは8枚ありますからね!聞き飽きないですよ~
また日本に来てライブしてくれることを切に願っています・・・!早く見たいなあ!
では、今日はこのへんで。
Au Revoir