【番外編】FUJI ROCK FESTIVAL 2019 の3日間総合レポート!~バス待ち、滝行、平穏と普通じゃないのがフジロック~
こんにちは、ぽむろぐです。
2019/7/26,27,28@苗場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL2019」に今年も行ってきました!今回で3回目のまだまだ新人なのですが、今年は初めて友人が最速先行のチケットを見事獲得してくれたので、3日間行けました!
まだフジロックに行ったことがない人も、行ったことある人のあるあるとしても、まずはどんな3日間だったのかレポートしたいと思います!
- 2019年のラインナップ
- 3日間総合的な印象
- Day1(2019/7/26)
- Day2(2019/7/27)
- Day3(2019/7/28)
- 考えておいて良かったこと
- 考えておけば良かったこと
- まとめ
1,2019年のラインナップ
今年のラインナップは、割と毎年フジロックに行っている人も”今年は行くの断念しようかな・・・” ってくらい、ニッチなアーティストが多かったイメージです。私も、最初から元々知っていたアーティストは例年より少なく、8割くらいのアーティストが要予習or未予習で聞いたアーティストでした。
でも、そんな状況でもこれまで3年間行った中で1番楽しくて、音楽的にも非常に良いライブを見ることができました。先に言っておきますが、どのアーティストも本当にいいライブをやってくれたので、ベストアクトが決められませんでした(笑)
そんな中で私が見たアーティストは下記になりますので、参考程度にご覧下さい。
Day1(2019/7/26)
※Ret Hot Chili Pippers
※Shame
※Sabrina Cloud
KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD
GRAY CLARK JR.
Jannele Monei
TORO Y MOI
TYCHO
THOM YORKE TOMMOROW'S MORDEN BOX
Day1(2019/7/27)
Jay Som
Unknown Mortal Orchestra
Courtney Barnett
ALVVAYS
MARTIN GARRIX
George Porter Jr & Friends
AmericanFootBall
Alice Phoebe Lou
SIA
※Sunnyside
Day1(2019/7/28)
Stella Donnelly
HIATUS KAIYOTE
VAUDOU GAME
CHON
Jason Marz
NONE THE
khruangbin
James Blake
The commet is coming
総勢29組(※は除く)
※のついているアーティストは観る予定でしたが、天災・バス遅延による不可抗力で見れなかったアーティストです・・・本当に悔やんでいます・・・。
2.3日間総合的な印象
3日間の総合的な印象、要は今年のフジロックどうだったの?という感想ですが、一言で言うと「もう雨フェス認定しちゃっていいんじゃない?」でした(笑)何時間雨降っていたのかはわかりませんが、総合で1.8日間は雨が降ったんじゃないですかね。3日目だけ20分間程度しか雨は振りませんでしたが、1日目はそれなりの雨が数回、2日目は滝行レベルの雨が半日続きましたからね・・・
しかも今年の2日目の雨はかなりの降水量だったようで、Wihte Stageのトリ、Death Cab For Cutieの出番が15分早まり、Wite StageからGreen Stageへ向かう迂回路が川の勢いが増した影響で壊れ一次封鎖され、Green Stage近くのブースに雨水が溜まりすぎて池ができ、終いには夜中苗場前を通る国道が交通規制で閉鎖されましたからね。
去年の台風も私は経験しており、テントを無駄にした一人でした。去年は風がすごかったので体感的には去年の方が強烈でしたが、今年は尋常じゃない雨量だったみたいですね。
来年は8月開催になりますし、いつもサマソニが開催される時期になりますので相当運が悪くなければ雨はそこまで降らないと願っています・・・。
雨が降っても楽しいことにはかわりないのですが、余計な心配をしながら見なくてはいけないので、気持ち的にどうしても雨が降らなかった3日目が良いイメージになってしまいました。雨よ降らないでくれとは言いませんので、来年は災害レベルの雨は避けたいものです。。。
では、今度は3日間それぞれどんな1日だったのかレポートします!
3.Day1(2019/7/26)
感想:ちょうどいい1日だった。でもバス待ちでトータル3時間。流石に堪えた・・・
天候は曇り後雨(深夜はずっと雨降っていたようです)、天気予報で台風直撃が心配されてた割にはそこまで大雨も降らず、降ったり止んだりでしたのでそこまで不快指数は高くありませんでした。例年通りのフジロックだな、という感じです。
私は前夜祭は参加せずに初日から苗場入りだったので、いつものようにバス待ちは40分程度を見込んで向かいました。Shameが見たかったので、11時に越後湯沢駅に着けば余裕で着くだろうと見込んでいました。しかし、この考えが甘かった・・・
見てください、駅構内までバス待ちの列がありました。これまでこんなことなかったので本当にびっくりしました。駅構内を出るまで約30分、やっとゴールが見えてきたか!?と思ったのが甘かった。そこからまたロータリーをぐるりと1周する列がすごい勢いで連なっていました。。。
これ一体何時間かかるの?と思って時間を測ったところ、2時間10分でした。ディズニーのアトラクションかって。もはや新幹線に乗ってる時間よりバス待ちの方が長かかったですね。去年まではバスが待っている状況でバンバンバスが来たのですが、今年はバスがこない来ない・・・。おまけに越後湯沢駅から40分もかかるのにも関わらず、立つ可能性がある路線バスも例年より多く感じました。
このせいで見たかったShameはもちろん、15時からのKING GIZARDも危うくなるレベルで苗場への到着が遅くなりました・・・。
苗場到着までかなりの時間を費やし既にグロッキーな私でしたが、その後のライブはどれも素晴らしくとっても楽しい時間を過ごせました。ケミカル・ブラザーはが人生で1番楽しかったと公言してもいいくらい楽しく、夜ご飯で食べた丸々1個トマトを載せたカレーがとっても美味しかったです。
4.Day2(2019/7/27)
感想:滝行、でもライブはナンバーワンの日だった。
とにかく雨。雨の印象しかないです。(笑)さすがに雨量が凄すぎて、雨具として着ていたコロンビアのレインウエアでも中まで染み込んでビショビショの状態で1日過ごしていました。ネット情報によると、最強雨具と言われているゴアテックスも戦闘不能になるレベルの雨だったようです。
また、バスも待ちましたね。1日目ほどではなかったのですが、1時間30分は待ちました。1日目の教訓を覚えて早めに出たので、見たかったJay Somには間に合いましたが、会場に着く前に疲れてしまいますよね。来年は改善される事を願っています。
そして到着後雨が凄すぎてまともなご飯も楽しめず、ただただ音楽を聞いて踊り狂っていたのですが(これがいいのですよね(笑))、ベストアクト続出で本当に良かったですよね。
特にAlice Phoebe LouとSIA。彼女たちの時間が1番雨が強く、本当に彼女たちには気の毒でしかないくらい観客も少なかったのですが、いいライブをしてくれました。雨だってことを逆手にとって、力強いライブを見せてくれました。雨がなかったらこの最高なライブはどれだけ良いものになっていたのだろうか・・・と思うほどでした。
でもほんと、生き延びれてよかった、と思ったのが2日目です。(笑)もうこのレベルの雨は勘弁です。
5.Day3(2019/7/28)
感想:200%楽しめた、最高のフェス日和
ほんっとに楽しかった!!!と笑顔で裏もなく言えたのは間違えなく3日目でした。雨も20分程度しか降らず、曇り時々晴れと暑すぎず日が差している最高のフェス日和でした。
これまで雨の心配をしてそこまで食べたいご飯も思いっきり食べれなかったのですが、何食食べたんだろうというくらいずっと食べてましたね(笑)特に苗場食堂のとろろご飯はとっても美味しかった・・・。絶対来年も食べたい・・。
そしてこの日は個人的に初めて観るアーティストが多く、とっても刺激的な1日になりました。音源知らなくてもここまで楽しめるんだと、音楽を心から愛している事を思い出させてくれて、フジロックって初見でも楽しいと感じさせてくれる実力派アーティストを呼んでくれるフェスだって改めて思いました。
特に、khruangbin、Vaudou Gameは本当に良かった。ステージがFiled of Heavenというのもいい味付けだったのかもしれません。″観客を魅せる″というライブ演出を、彼ら2バンドは見せてくれて、曲を知り尽くしていなくても楽しくなおかつ感動を覚えさせてくれた、素晴らしいライブを魅せてくれました。
6.考えておいて良かったこと
会場も広く、歩く時間もなかなかあるフジロック。そして雨も降る野外フェスです。計画的に行くことが、思いっきりフェスを楽しむ秘訣と言っても過言ではありません。
そんな中で私が考えておいて良かったことを紹介します。
・自分タイムテーブル
⇒当然ですが、みたいアーティスを網羅するためには必須です。友達とも共有しておくと良いです。
・はぐれた時の集合場所を決めておく
⇒あまりに雨がひどかったので、携帯を触れない時間が多かったのです。なので、友達と「SIA終わったらゴミ箱の右側いるね!」などと待ち合わせる場所を決めたことで、携帯を使わなくてもはぐれることなく遭遇できました。
・レインウェアは上下分かれている完全防水なものを
⇒流石に今年レベルの雨は完全防備しておいてよかったです。下のズボン部分は中が全く濡れずに過ごせました!(上は完全アウトでしたが(笑))
・とっても軽い椅子
⇒だれも邪魔しなければ、自分も持ち運び楽です。椅子たたまずに逆さにして運ぶ人が多すぎてうんざりしました。
・ICカードしか使っていないこと(※越後湯沢駅からのバス代のみ現金でしたので、現金も持って行きました)
⇒雨がすごいので、お札出すことすらきつく、IC決済はとっても楽ちんでした。でも、IC決済ができない時間や停電が起きたときは使えなくなるので、現金は必ず持っていきましょう。
・防水のカバンに、さらに中のものは全てパッキンに入れたこと
⇒ふとした瞬間でカバンの中にまで水が入ることがあります。今回は持ち物は全く濡れずに済むことができました!
・タオル
⇒雨降ると帰りのバスでの必需品になります
・スキーハウスに泊まったこと
⇒これは本当に良かった。ずぶ濡れで帰ってきても、泊まった宿がスキーハウスだったので乾燥室を備えてありました。ご主人のご好意で濡れたモノ全てを乾かしていただけて、次の日全く不快な思いをせずに会場へ迎えました。ただし、スキーハウス全てが乾燥室を使わせてくれるというわけではないみたいなので、そこは要注意です。
7.考えておけば良かったこと
逆に考慮漏れはあったのか?
3回目なので流石に大丈夫だろうと思ったのも束の間、今回も学ぶことがたくさんありました。。。
・バス待ちは2時間見ること
⇒圧倒的に舐めてました。ここまで待つ気持ちで来年から挑みます。
・3日間なら越後湯沢宿泊はキツイ
⇒毎日バスのために何時間も無駄にすること、そして深夜1時にはバスが終わってしまうので深夜のアーティストは見れないことなど、3日間行くならフジを堪能したい!という私にはなかなきつい現実でした。来年からは頑張って徒歩圏内泊まります!
でも、このくらいですかね。準備しておけば大体のことは大丈夫です!
8.まとめ
どんなに雨が降っても、バスで見逃しても、やっぱり楽しいのがフジロック。なんだろうこの魅力はと毎年考えますが、あの場所・観客・アーティスト全てが笑顔でいる空間がハッピーに満ち溢れているからこそ自分も楽しく入れるのでしょう。
参加者全員が最低限のルールを守って過ごしているからこそ、状況が悪くとも楽しいと思える素晴しいフェスです。場所も遠い、アーティストもニッチという点からあまり周りには進んでフジロックに行こうという人がいないのですが、”音楽が好き!”という気持ちが強い方なら、絶対に楽しく何年も行きたくなるフェスだと断言できます。
毎年開催してくれて本当に感謝です。生きがいです。来年も絶対に行く!!!と毎年思わせてくれるフジロックが本当に大好きです!!!!
では、また。
Au Revoir